選択的夫婦別姓の実現を目指す団体「あすには」などは15日、北海道幕別町で住民と議員らとの対話集会を開いた。あすにはによると、同町を含む十勝地方の全19市町村議会で、制度の法制化や議論活性化を求める意見書が9月までに可決。参加者からは、夫婦同姓を義務づけた民法について「来年こそ改正を」と期待する声が上がった。
集会には約70人が参加(主催者発表)。立憲民主党の徳永エリ参院議員は「これだけ地方が動いているのに、なぜ国が動かないのか。思いを受け止め、議論を進めたい」と話した。
帯広市議会に陳情書を出した小林由紀子さん(69)は夫婦で別の姓を名乗るために39年間事実婚だと明かした。
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