和歌山・串本町で予定されていた小型ロケットの打ち上げは、強風のため2日連続で延期されました。

和歌山・串本町から、関西テレビ・樋口諒記者が中継でお伝えします。

見学会場となっている串本町の海水浴場には、ロケット発射前まで多くの人が集まっていましたが、打ち上げの延期が発表されると残念そうに会場を後にしていきました。

東京のベンチャー企業「スペースワン」は、人工衛星を搭載した小型ロケット「カイロス2号機」を午前11時に打ち上げる予定でした。

2024年3月の初号機の打ち上げでは、安全システムが異常を検知して爆発していて、ロケットの設定を修正しての今回の再挑戦でした。

14日は強風で延期され、15日も打ち上げ予定時刻の30分ほど前に風の影響による延期が発表されました。

見学客は「風は仕方がないことではあるので、また万全な状態でできることが一番でです」「きのうも来たので、『ロケット飛ばなかったね、きょうは飛ぶかな』って言ってたが残念です」「また応援に行きます~」と話していました。

スペースワンはこのあと会見を開き、今後の予定などを説明するということです。

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