岩手県の花巻市消防本部に勤める男性消防士が飲酒運転をしたとして、12月13日に摘発されました。

摘発されたのは、岩手県花巻市にある花巻市消防本部の20代の男性消防士です。

消防本部によりますと、男性消防士は12月12日の午後6時ごろから花巻市内で開かれた消防本部の互助会の忘年会に参加したあと、同僚と別の飲食店2軒を回りました。

男性消防士は合わせて10杯以上の酒を飲んだ後、市内の駐車場に停めていた自家用車を運転。

そして翌日の午前2時ごろ、市内を4キロほど走行して帰宅したところを警察に呼び止められ、その場で呼気検査をした結果、基準値を超えるアルコールが検出されたということです。
呼気1リットル当たりに含まれていたアルコールは、0.4ミリグラムでした。

また、男性消防士が出席した忘年会には、消防本部の総務課長をはじめ49人が出席していましたが、男性消防士が酒を飲んで運転することを誰も知らなかったということです。

男性消防士は現在、自宅謹慎中で、消防本部の聞き取りに対し「非常に申し訳ないことをした。反省している」と述べたということです。

花巻市消防本部の八重樫晴彦消防長は、「心よりお詫び申し上げます。再発防止の徹底を図り、信頼回復に努めます」とコメントしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。