盗んだ自転車で移動してさい銭泥棒を繰り返したとして無職の男が逮捕・起訴されました。

男は盗んださい銭で趣味の自転車部品を購入していたということです。

窃盗の疑いで逮捕・起訴されたのは大阪市東淀川区の無職・門川新治被告(65)です。

門川被告はおととし8月からことし7月にかけて大阪府や兵庫県で自転車を盗んだうえ、寺のさい銭を盗んだ罪に問われています。

警察によると、門川被告は自転車を4台盗んだほか、さい銭を22回盗んだ疑いが持たれていて、被害総額はおよそ140万円にのぼります。

警察の調べに対し、門川被告は「ロードバイク(スポーツ用の自転車)を趣味で乗っていた。盗んださい銭で自転車のパーツを買っていた」と話しているということです。

また、門川被告の自宅からは自転車9台が見つかっていて、「すべて盗んだものだ」と話しているということです。

門川被告は盗んだ自転車で移動してさい銭を盗めそうな寺を探していたということで、大阪府池田市の寺でさい銭を盗んだ際、住職が現行犯逮捕したことで一連の犯行が明らかになりました。

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