大量のごみで埋め尽くされた場所で、バンバンと破裂音を立てながら激しく燃え上がる炎。

その勢いはさらに増し、爆発音が辺りに響き渡ります。

その瞬間、炎は奥に並ぶ住宅と同じ高さまで噴き上がり、黒煙がもくもくと立ち上っています。

映像には、延焼を防ごうとしているのか、板状のもので火を消そうとする人や重機で火種を移動する様子も見られます。

ここは神奈川・藤沢市。
発覚したのは午前9時過ぎ、「産廃置き場が燃えている」という近隣住民からの通報でした。

火元となっていたのは産業廃棄物置き場の衣類やペットボトルなどの廃材。

消防に通報したという近隣住民は「ちょっと怖いですね。日々積んである物が増えていて、どんどん拡大してる感じ。近所の方も“とうとうやったね”とか言ってました」と話しています。

この火事で消防車両10台が出動。
火は約1時間後に消し止められましたが、一体なぜ火事が起きたのでしょうか。

警察によると、当時、従業員がたき火で暖をとりながらカセットコンロ用のガス缶のガス抜きをしていたところ、衣類や廃材などに引火したということです。

この火事によるけが人はいませんでした。

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