香川県内で詐欺の被害が激増しています。高松市で12月13日、県と警察などが注意を呼び掛けるキャンペーンが行われました。

キャンペーンには香川県や県警などから約50人が参加し、池田知事と岡本本部長が「地域の人で声を掛け合い、犯罪に遭わないようにしてほしい」などと挨拶しました。

県内のSNSを悪用した投資・ロマンス詐欺の被害総額は、2024年に入って11月末までに21億4700万円に上り、2023年の同じ時期の2倍となっていて、深刻な状況が続いています。

この日は、警察音楽隊の演奏に合わせ、通行人にチラシを配り、詐欺に注意するよう呼び掛けました。

(香川県警生活安全部 井口雅博部長)
「最新の手口を知ってもらうことで、自分事として犯罪被害に対峙(たいじ)することが重要」

警察は、少しでも怪しいと感じたら躊躇(ちゅうちょ)せずに相談してほしいとしています。

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