政治資金規正法は、1回の政治資金パーティーで同じ人や団体から20万円を超える支払いを受けた場合は、名前や金額などを政治資金収支報告書に記載しなければならないと定めています。

自民党東京都連は去年1月に政治資金パーティーを開いていましたが、パーティー券収入の一部に不記載があったとして去年とおととしの2年分の収支報告書を12日、訂正しました。

それによりますと、去年は、山田美樹前衆議院議員が支払った150万円分や、若宮健嗣前衆議院議員が代表を務める2つの政治団体が支払った200万円分など合わせて528万円分を、おととしは、政治団体などが支払った304万円分をそれぞれ記載していなかったとして訂正し、不記載の総額は832万円にのぼりました。

これについて自民党東京都連は「少額ずつ購入してもらったという認識だったため、同じ個人や団体が合わせて20万円を超えてパーティー券を購入していたことに気付かなかった」としています。

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