入居が始まったのは、16棟のうち11棟が床上浸水の被害を受けた輪島市中心部の「宅田町第3団地」です。

13日は鍵を受け取った人たちが早速仮設住宅に入り、部屋の様子を確認していました。

このうち岩本広行さん(52)は、元日の地震で自宅が全壊したため4月中旬から家族3人でこの仮設住宅で暮らしていましたが、豪雨のあと別の仮設住宅への避難を余儀なくされました。

岩本さんは「娘の学校が近いのでここに戻りたいと思っていて、予想より早く戻ることができてよかったです。ここではほかの人たちと仲よく暮らしてきたので、戻れてうれしいです」と話していました。

輪島市内では合わせて5つの団地で199棟が床上浸水の被害を受けましたが、復旧作業が進められ、13日から再び入居が始まりました。

被災した団地のうち最も入居者が多い「宅田町第2団地」でも今月26日に入居が始まる予定で、年内にすべての団地で住民が入居できるようになる見通しです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。