東京都議会自民党の政治団体「都議会自民党」が開いた政治資金パーティーの収入の一部が政治資金収支報告書に記載されていない問題で、議員側の不記載は約20人に上ることが12日、関係者への取材で分かった。不記載額が100万円を超えるケースもあるという。

関係者によると、都議会自民党は所属議員1人につきパーティー券50枚計100万円の販売ノルマを設けていたが、都議ら約20人はノルマを超えて集めた収入を都議会自民党に納めず「中抜き」し、自身の収入にしていた可能性がある。

ノルマ超過分は、都議会自民党側と都議側の収支報告書に収入として記載されていなかった。

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