他人名義のETCカードを使って、高速道路料金の割引を不正に受けるなどした疑いで逮捕された暴力団幹部の男性が、12月12日付で不起訴処分となりました。

 六代目山口組弘道会の幹部の男性(58)は、組員らとともに2021年、他人名義のETCカードを不正に使って高速道路の割引の適用を受けて、正規料金との差額600円相当をだまし取った疑いで、9月に逮捕されていました。

 さらに幹部の男性は2023年、自分の意思で手の指を切断したことを隠して国民健康保険を使って治療を受け、本人負担分を除いた治療費およそ4万円の支払いを免れた詐欺の疑いでも再逮捕されていました。

 岐阜地検は、12日付で男性らをいずれの容疑についても不起訴処分とし、理由は明らかにしていません。

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