首都高で、トラックが高さ制限3.8メートルを守らず天井に接触し、破片が飛散し後続車がパンクする事故が発生した。
さらに8日、横浜市でもトラックがガード下に衝突し、荷台が損壊する事故が起きた。

高さ制限を守らないトラック…後続車がパンク

首都高の監視カメラがとらえたのは、高さ制限を守らず、トンネルの天井にぶつかるトラックだ。

隣車線に散乱したトラックの破片
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接触し、照明がぶら下がり、破片が隣の車線にまで散乱しているのが分かる。

走行していた車は、咄嗟にハンドルを切りギリギリで回避した。
事故を起こしたトラックは、直後に徐行で走行するも、”時はすでに遅し“という状況になっていた。

(首都高公式Xより)

首都高によると、高さ制限は3.8メートルだった。
この事故では、落ちていた破片を踏んでしまい、パンクする後続車が出てしまったという。

ガード下に激突したトラック

一方、高さ制限を守らないトラックは、8日午後9時ごろに神奈川・横浜市でも撮影された。
撮影者が信号待ちをしていた時、交差点を直進してきたトラックがガード下に激突した。
トラックの荷台部分がつぶされ、後ろの扉は外れてしまったのが分かる。

撮影者は「率直にもう『あぁ…』って感じ。とりあえず歩行者とかは巻き込まれている感じじゃなかった」と、事故の様子を語った。

無数の傷で…高さ制限の文字が消えかかる

10日、取材班が事故現場に向かった。

何度も接触事故が起きているのか、傷だらけで高さ制限の文字が消えかかっていた。

過去にも事故があったのか、ガードの上に取りつけられた標識はあるものの、印字されている「2.8M」の数字に無数の傷があり、見えづらくなっていた。
擦り傷の痕が奥まで達していた。

後続車に危険が及ぶ可能性もあり、事前のルート確認が必要だ。
(「イット!」12月11日放送より)

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