元松浦市議の男性に辞職の強要などをした男の初公判が11日に長崎地裁佐世保支部で開かれ、男は起訴内容を大筋で認めました。

職務強要と名誉棄損の罪に問われているのは、諫早市の無職 宮本榮治 被告(76)です。

起訴状によりますと宮本被告は、2023年10月に松浦市で当時、市議だった男性に「議員を辞めろ」などと言って顔面を叩いて、市議を辞めさせるための暴行や脅迫を加えました。

また、今年2月には「連日連夜はしゃぎ乱交している」などと、虚偽の内容の書面を飲食店の経営者に渡し、客に配るよう依頼しました。

男性は事件後に遺書を残して死亡しました。

11日に長崎地裁佐世保支部で初公判が開かれ、宮本被告は起訴事実を大筋で認めましたが、職務強要の事件については故意に殴ったのではないと述べました。

次回は今月25日に行われ、判決が言い渡されます。

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