坂出市で発生した交通死亡事故を受け、坂出市や丸亀市などの中讃地域(香川県の中部)で交通死亡事故が相次いでいるとして、香川県は11日、交通死亡事故多発ブロック警報を発令しました。

坂出警察署では11日午後、特別取り締まりの出発式が行われ、坂出市や丸亀市などの中讃地域の警察官や市と町の職員など約40人が参加しました。

中讃地域では、10日の事故を含め、12月5日から11日までに3件の交通死亡事故が発生していて、県は11日、2024年で初めて交通死亡事故多発ブロック警報を発令しました。

期間中、警察は、飲酒運転の根絶や横断歩道の歩行者優先の徹底を目指し、取り締まりを強化します。県内では2024年、交通事故で30人が死亡していて、そのうち19人が高齢者だということです。

(香川県警交通企画課 檀原智裕課長)
「12月に入り、人の流れが変わり、交通量も増加している。交通状況が変わるので、普段通り慣れた道でも気を付けて左右の安全確認をするなど安全な行動をとってもらいたい」

警報の発令期間は、12月15日までです。

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