犯罪が増加する傾向にある年末を迎え、鳥取市のコンビニエンスストアで10日、強盗を想定した防犯訓練が行われました。
「金出せ!金出せよ!早くしろよ、おい!」
鳥取市のコンビニエンスストアで行われた防犯訓練。犯罪が増加傾向になる年末を迎え、鳥取県警と県内のコンビニなどでつくる防犯協議会が合同で実施しました。
訓練は、刃物を持った犯人が店内に押し入り現金を要求、店員が拒んだところ、タバコを奪って逃走したという想定で行なわれ、店員が対応の手順に沿って警察に通報、犯人の特徴などを説明しました。
このあと、警察官から実際に被害にあった場合には複数の店員が連携して通報や安全確保にあたるなど、訓練を踏まえて防犯のアドバイスが送られました。
ファミリーマート末広温泉町店・大岩淳司店長:
強盗事件というと他人事のように思ってしまうので、定期的に訓練をすることによって心構えもまた変わってくるかと思うので、機会があればお願いしたい。
鳥取県警生活安全部・宮辻美和警部:
12月中旬になって世の中も忙しくなっている中で、各地で色々な訓練が行なわれていると思いますので、自分のお店を見直す機会にしてもらえれば。
警察によると、鳥取県内ではコンビニを狙った強盗事件は2017年以降発生していないということですが、この店では、訓練をきっかけに改めて店員の防犯指導を徹底したいとしています。
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