【ワシントン共同】過去数千年にわたり大気中の二酸化炭素(CO2)の吸収や貯蔵を担ってきた北極圏のツンドラ地帯が、地球温暖化に伴う永久凍土の融解と火災の増加でCO2の排出源に変わっているとの分析を、米海洋大気局(NOAA)が10日、ワシントンでの米地球物理学連合年会で発表した。温暖化の緩和に役立ってきた地域が、悪化要因に転じた形だ。  アラスカ各地で継続的に調べている永久凍土の地下15~20メートルの温度は最近40年で上昇傾向にあり、今年は20地点中9地点で観測史上最高だった。温暖化が激しい高緯度地域では凍土の温度上昇も急で、10年に0・3~0・7度のペースだった。

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