先月26日、石川県西方沖でマグニチュード6.6の地震が発生し輪島市などで震度5弱の揺れを観測しました。

この地震は、能登半島の周辺でみると1月の能登半島地震以降、2番目に規模の大きなもので、この地震のあと、先月30日にかけて震度1以上の揺れを観測した地震は122回に達しているということです。

先月の地震活動について定例の会合を開いた政府の地震調査委員会は、能登半島やその周辺では今後も強い揺れや津波を伴う地震が起きる可能性があるとして、注意を呼びかけています。

委員長を務める東京大学の平田直 名誉教授は「2020年から4年間にわたって活動が活発になっている。地震活動が長期間にわたるだけでなく、マグニチュード7や6クラスの地震が数か月単位で繰り返し起きているのは、これまで経験したことがないような出来事だと思っている。年単位で引き続き強い揺れや津波を伴う地震が発生するおそれがあり、十分注意をしてほしい」と呼びかけていました。

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