12月9日、真庭市で観光バスが横転し、乗客11人が重軽傷を負った事故でツアーを企画した旅行会社とバス会社が会見を開き、バスが迂回ルートを誤って狭い道に入ったことを明らかにしました。

ツアーを企画した旅行会社、クラブツーリズムと、バスを運行していた防長観光バスの親会社・防長交通が9日夜に会見しました。

この事故は9日午前9時45分ごろ、真庭市蒜山上徳山の市道で乗客・乗員45人が乗った観光バスが道路脇に横転したものです。この事故で、乗客2人が骨折するなど50代~70代の男女11人が重軽傷を負いました。

バスは、美作市から島根県安来市に向かっていて米子自動車道が別の事故で通行止めとなっていたため、65歳の運転手が蒜山インターチェンジで一般道に降りて迂回しようとしたところ、事故のあった市道に誤って進入し、スリップし、横転したということです。

(防長交通 東田成民社長)
「運転手の判断により迂回をした。通行止め区間を抜ける際の迂回ルートを途中から違う道へ入ってしまった」

事故当時、バスは、冬用タイヤを装着していて、警察が事故の状況を調べています。

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