年末年始に利用者が増えるのにあわせて、10日から船やバスなどの県内11の運行事業者で安全管理の点検が始まりました。
このうち、長崎市の大波止ターミナルでは長崎運輸支局の職員と長崎海上保安部の職員17人が長崎と五島を結ぶフェリー「椿」に乗り込みました。
点検は消火ホースや脱出用の救命ボートなどに穴や傷がないか、救命胴衣を正しく着用できるかなど、6つの項目について見て回りました。
「ホイッスルはありますか、あります。鳴らしてください」
「問題ありません」
年末年始の安全総点検は、帰省による人の移動や貨物の運送が増えるこれからの時期を前に長崎運輸支局が毎年行っています。
長崎運輸支局 大上圭 支局長
「フェリーは一度事故が起こるとたくさんの人が乗っているので、旅客の方の安全が非常に大事なのでその観点からしっかりと総点検をした。これを機会に事業者にもしっかりと点検をしてほしい」
長崎運輸支局では、1月10日までの安全総点検の期間中、船のほか、バスやトラックの事業者などへも立ち入り点検を行います。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。