JR東日本は今後10年以内に「モバイルSuica」の機能を強化し、改札でタッチをしなくても鉄道の利用が可能となる「ウォークスルー」などの導入を検討していることを明らかにしました。

 現在、JR東日本では鉄道を利用する際に改札でモバイルSuicaなどをタッチをする必要があります。

 JR東日本によりますと、将来的には2034年までに位置情報などを利用して改札にタッチをしなくても鉄道の利用が可能となるウォークスルーの導入を検討しているということです。

 また、モバイルSuicaのチャージ限度額は現在2万円ですが、2026年の秋をめどに、その上限額を超える買い物を可能にするコード決済機能が新たに追加されるということです。

 JR東日本の喜勢陽一社長は、今後の「Suica」について「新しい当たり前を作り、移動のデバイスから生活のデバイスに変容させていく」とコメントしています。

画像:JR東日本提供

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