福井市の学校給食に出されたニンジンに異物の付着が相次いだ問題で、福井市は9
日、調査を依頼していたニンジン産地の自治体から「異物は『石英』で食品衛生法の違反はない」との回答を得たと発表。給食でのニンジンの使用を再開する方針です。
問題となった県外産のニンジンは、石英の混入から食品衛生法違反の恐れがあるとして、自主回収が進んでいました。
福井市はこの産地を管轄する自治体に異物の混入原因の調査を依頼していましたが、9日、「異物は石英で食品衛生法上の違反はない」との回答を得たと発表しました。風評被害防止のため産地は公表しないとしています。
福井市の学校給食ではニンジンの量が確保出来次第、順次、提供を再開するとしています。
市は、石英は飲み込んでも人体への影響が無いとした上で、給食センターにはニンジンを含む根菜類は調理前に「よく見る・よく洗う・皮をむく」など付着物を落としてから使用するよう、既に指示しているということです。
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