会社の倒産直前に資産1000万円を隠した破産法違反の疑いで、設備工事会社の元社長の男が逮捕されました。

 逮捕されたのは、設備工事会社の元社長・石川一幸容疑者(57)です。

 警察によりますと、石川容疑者は自身が社長を務めていた設備工事会社が倒産する直前の2020年11月、債権者に損害を与える目的で、1000万円を別の会社の口座に振り込ませ資産を隠した疑いがもたれています。

 工事会社と石川容疑者はその後、2021年4月までに名古屋地裁から破産手続き開始の決定を受けていました。

 2022年6月に資産隠しに関して告発があり警察が捜査を進めていて、石川容疑者は調べに対して「意味が分かりません」と容疑を否認しています。

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