2024年5月、笠岡市沖で水産庁の漁業取締船が座礁・沈没した事故で、水島海上保安部は12月6日、当時の男性船長ら2人を業務上過失往来危険の疑いで書類送検しました。
倉敷区検察庁に書類送検されたのは、水産庁の漁業取締船「白鷺」の当時の船長と船の操縦を指揮していた二等航海士です。
水島海上保安部によりますと、2人は24年5月21日午前9時45分ごろ、笠岡市の梶子島の近くで浅瀬があるかどうか十分確認しないで航行し、満潮で水面の下にあった岩に乗揚げて船を沈没させた疑いです。2人を含む乗組員14人は、全員救助され無事でした。
調べに対し2人は容疑を認めていて、船長は「二等航海士が浅瀬を把握したうえで航行していると思った」と話し、二等航海士は「目視に頼り、海図を確認していなかった」と話しているということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。