秋篠宮ご夫妻は、現地時間の6日、最大の都市イスタンブールにある海事博物館を訪ねられました。
ここは、オスマン帝国の海軍に関する博物館で、ご夫妻は当時、スルタンが遊覧の際に使った手こぎの船に施されている模様などについて説明を受けられました。
このあとご夫妻は1890年に和歌山県沖で沈没した軍艦「エルトゥールル号」に関するパネルや模型などの展示をご覧になりました。
「エルトゥールル号」は日本の皇族がオスマン帝国を訪問した際に厚遇されたことを受けて、明治天皇がお礼の品を贈ったことへの答礼のため日本に派遣されました。
しかしその帰りに遭難し、生き残った69人の乗組員を日本側が救助してトルコまで送り届けたことがその後の友好関係や震災などの際に迅速に助け合ってきた歴史につながっているとされています。
ご夫妻は乗組員の集合写真のパネルなどを見たあと、展示の前で海軍の関係者らと記念撮影をされていました。
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