全国の酪農関係の団体でつくる「中央酪農会議」によりますと、日本の酪農家の数は減少傾向が続いていて、ことし10月時点で去年の同じ月より5.7%減った9960となり、2005年に調査が始まってから初めて1万を下回りました。
これについて江藤農林水産大臣は6日の閣議のあとの会見で「酪農家の減少傾向が止まらないことは、決していい状況ではない」と述べ、減少の背景として餌代など生産コストの上昇で酪農家の経営が厳しくなっていることをあげました。
そのうえで、国内での牛乳や乳製品の生産を維持するため、国として消費の拡大を後押しするなど、酪農家の経営を支援していく考えを示しました。
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