5日午後、山口市の県道の交差点で、緊急走行中のパトカーと軽乗用車が衝突し、軽乗用車を運転していた60代の女性が近くの病院に搬送されました。
山口県警山口南警察署によりますと、5日午後6時25分ごろ、山口市小郡令和の県道の交差点で、緊急走行をしていたパトカーと軽乗用車が衝突しました。
軽乗用車を運転していた60代の介護士の女性が胸の痛みを訴え、近くの病院に搬送されています。意識ははっきりしていたということです。
一方、パトカーは40代の男性巡査長が運転し、助手席に60代の巡査部長が同乗していましたが、2人にけがはありませんでした。
パトカーは近くで発生した人身事故の現場に向かうため、新山口駅前交番から出動していて、緊急走行で進入した交差点は、パトカー側が赤信号だったということです。
パトカーは交差点に進入する際、サイレンを鳴らし、赤色灯をつけ、マイクで周囲に注意喚起をした上、交差点の前で一時停止をしたとしています。
警察は事故の原因を詳しく調べるとともに、緊急走行が適正であったか調査するということです。
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