「バージンロード」や「花嫁の手紙」などに若者が違和感　結婚式の定番演出に変化の波

　「ファーストバイト」や「バージンロード」など従来から行われてきた結婚式の演出が変わりつつあります。今、ブライダル業界では時代に合わせた新たなスタイルの提案が進んでいます。

　結婚式といえば新郎が新婦を一生、食べ物に困らせませんという意味が込められた「ファーストバイト」や「花嫁の手紙」「ブーケトス」などを思い浮かべる方が多いと思います。

　しかし、式場探しをサポートする企業が行ったアンケートでは、20代の48％が「結婚式で性別に関する偏見を感じたことある」などと回答し、従来の演出に違和感を抱く若者が増えているといいます。

20代女性
「（Q.ブーケトスについて）結婚していない人だけをあぶり出すみたいな感じ。何か参列している方に申し訳ない」

30代男性
「（Q.新婦の手紙などについて）大事にする人は大事にして、選ぶ人は選んでというのがいいんじゃないか」

　このように、結婚式が多様な文化と個性を尊重する場として進化しつつあるということです。

トキハナ社長　安藤正樹さん
「ケーキカットとかファーストバイトって違うものに置き換えられるんだ、ですとか、令和の価値観に合わせて結婚式の在り方自体を進化させていくこと。柔軟性のあるスタイルを色々作っていくっていう事が大切」

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。