岩沼市の竹駒神社では正月の初詣に訪れる人を迎える準備として、毎年この時期に1年の厄を払い福を招くための縁起物、「かぶら矢」づくりを行っています。

竹駒神社の「かぶら矢」は長さ70センチから160センチまで3種類あり、福を招くとされる5色の吹き流しや金銀の魔よけの鈴、来年の干支(えと)「巳(み)年」にちなんだへびが描かれた絵馬を手作業で丁寧に取り付けて完成させます。

厄よけや家内安全などの御利益があるとされるこの「かぶら矢」は、神職やみこが今週から作り始め今月中旬までにおよそ1万5000本を作る予定です。

竹駒神社のみこの鈴木彩心さんは「参拝に来てくれる人たちがよい年を迎えられるように心を込めて作っています。来年は災害がない穏やかな年になってほしいです」と話していました。

また、縦およそ1.8メートル、横およそ3メートルの巨大な絵馬も神社の社殿に設置され、新年を迎える準備が着々と進められていました。

竹駒神社では、来年の正月三が日はおよそ40万人が初詣に訪れると見込んでいるということです。

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