千葉県市川市の自宅で生まれて間もない娘の遺体を遺棄した罪に問われた女が法廷で「反応が怖くて相談できなかった」「こんな母親でごめんなさい」などと語りました。

 岡田萌花被告(22)は今年6月、市川市の自宅で出産した娘の遺体をタオルにくるんでスーツケースに入れ、クローゼットに遺棄した罪に問われています。

 今月5日、千葉地裁で開かれた被告人質問で岡田被告は「妊娠した際、交際相手や家族にどんな反応をされるか怖くて相談できなかった」「出産を言い出せなかった」と述べました。

 また、検察側に死亡した娘に声を掛けるなら何と声をかけるか問われた岡田被告は「自分の身勝手な行動で死なせたことは申し訳なく、後悔の気持ちです」「こんな母親でごめんなさい」と述べました。

 検察側は「岡田被告は赤ちゃんの生存可能性を奪い、自己の都合を優先した身勝手かつ自己中心的であり、このような意思決定は非難に値する」として、懲役2年6カ月を求刑しました。

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