大分県で目撃されたのは、じっくりと品定めする、“グルメな泥棒”です。

ニット帽を目深にかぶり、手袋をつけた男がやってきたのは、11月25日の午前2時半ごろ。
現場となったのは、馬肉などを取り扱う無人販売店です。

買い物客を装っているのか、入り口近くのかごを手にする男。
迷うことなく冷凍食品のチャーハンを1つ入れます。

すると今度は、じっくりと品定め。
一度手に取ったものの、戻しました。

そして男が選んだのは、20個入りの焼きおにぎり。
食後のデザートなのか、男はその後、チーズケーキやジュースなどを次々とかごへ入れました。

男はセルフレジに向かうと、ポケットから持参した袋を取り出し、商品を移し替えていきます。

そして会計をするのかと思いきや、なんと、そのまま店を出て行ったのです。

店のオーナーは「商品を選定していたので、自分の好みに合った商品を単純にとっていったんじゃないか…」と推測します。

この店では、他にも“グルメな泥棒”による被害が相次いでいるといい、その額は毎月10万円ほどだといいます。

オーナーは、警察に被害届を提出したということです。

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