岡山市の岡山電気軌道は5日、路線バスと路面電車の「二刀流」運転手の職種を新たに設け、今月から募集すると発表した。バスを運転できる大型2種免許の保有者数が全国で減る中、若手を確保して公共交通を維持するため、職場の魅力を高める起死回生策に打って出る。 岡山電気軌道は岡山市内でバスや路面電車を運行しており、両方に乗務できる制度は全国初という。月5万円の二刀流手当も付ける。 はかま姿で2本の刀を持ち記者会見した大林玲嗣専務は「(運転手が)稼げる、働きやすい、誇れるために取り組んでいる。公共交通が整っていないと地域は寂れていく」と話した。小嶋光信社長は「夢の持てる楽しい仕事」と期待した
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