■今季全国最低更新 北海道で-13.4℃
きょう5(木)は北日本中心に冷え込みが強まり、北海道の中標津空港では-13.4℃と今シーズン全国一番の最低気温となりました。914ある観測地点のうち冬日は287地点となり、1週間連続で200地点以上となっています。
【最低気温(今季最低)】中標津空港(北海道)-13.4℃ 釧路(北海道)-7.7℃
菅平(長野) -6.8℃ 長野 -0.4℃
■あす6(金)はさらに冷え込む 都内で初冬日か
あす6(金)は、東日本中心に冷え込みがさらに厳しくなります。ウェザーニューズの予想最低気温は東京の小河内で0℃、氷が張るほどの寒さです。もし予想よりも冷え込んで0℃未満となれば都内で今シーズン初めての冬日となります。
■週末にかけて真冬並みの寒気 影響は?
天気も冬のトピックスが続出となりそうです。
あす6(金)は発達した低気圧が北日本を通過するため、東北の日本海側で瞬間的に30mの暴風が吹き荒れる予想です。その後、週末にかけては真冬並みの寒気が列島に流れ込み、北海道や東北北部では平野部でも積雪が急増する恐れがあります。
■東日本の山沿いも大雪の恐れ 車の運転注意
北日本だけではなく東日本、西日本にも今回の寒気は影響を及ぼしそうです。北陸は平野部でも雪が積もるところがあり、山沿いでは雪が強まることも考えられます。被災地の能登半島では特に8(日)は雪が降りやすくなります。復旧作業はより一層の防寒対策が必要となりそうです。
また、群馬県と新潟県境の関越道や長野と新潟県境の上信越道付近では特にまとまった雪になる恐れがあるとして、ネクスコ東日本は今後の予報によっては通行止めの可能性があると発表しています。中国山地など西日本の峠道も、雪が予想されています。車の運転は、必ず冬用タイヤを装着しましょう。
■太平洋側は冬晴れ 東京2週間連続の晴天
日本海側が雪となる一方で、太平洋側では冬晴れが続いています。
東京都心は日照5時間以上がきのう4(水)までで13日連続と今年最長となりました。きょう5(木)以降も晴天が続き、この記録はさらに更新されそうです。いくら太平洋側の東京でもこれだけ長くたっぷりの日差しが続くのは比較的珍しいこととなります。来週10(火)まで日照5時間以上が続くと19日連続で、2004年以来20年ぶりとなる見込みです。その分、乾燥も進むため、喉や肌のケア、火の取り扱いには十分お気を付けください。
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