北海道千歳市で12月3日、走行中のワゴン車からタイヤが外れ立ち木に衝突しました。

 12月3日午後5時ごろ、千歳市真々地3丁目の道道77号線上で千歳IC方向に走行していたワゴン車から左前輪のタイヤが突然外れました。

 タイヤは10メートルほど転がり、道道沿いの立ち木に衝突して止まりました。

 巻き込まれた歩行者はなく、ワゴン車を運転していた30代の男性にもケガはありませんでした。

 警察によりますと、男性は走行中、車体から異音を感じていたことから点検してもらおうとそばにあるガソリンスタンドに向かう途中。残り数十メートルのところでタイヤが外れ停車しました。

 事故直後、男性が現場でタイヤを確認したところ車体とをつなぎ留めるボルトが曲がり、ナット5つすべてが外れた状態だったということです。

 男性は自ら車体のレッカーを手配し、落ちていたナットを回収、翌朝になって警察へ事故を届け出ていました。

 男性は約2週間前にガソリンスタンドで冬タイヤへの交換作業を済ませたばかりでした。

 警察はタイヤ交換後はこまめな締め付け状況の確認やナットの「増し締め」をするほか、事故が発生した場合は速やかに届け出るよう呼び掛けています。

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