50歳以上の棋士による将棋の「第2回達人戦」で、54歳の丸山忠久九段が初優勝し、2代目の達人となりました。

丸山忠久九段
「まだまだ達人という名には遠いのですけど、達人を目指してこれからも研鑽(けんさん)していきたい」

 第2回達人戦は57人が参加し、予選を勝ち抜いた4人とシード棋士4人の8人が東京・立川市で公開対局で戦いました。

 決勝には54歳の丸山忠久九段と、準々決勝で54歳の羽生善治九段に勝った50歳の行方尚史九段が進みました。

 決勝では丸山九段が97手で行方九段に勝利し、初優勝しました。

丸山忠久九段
「優勝できたのは素直にうれしい。激戦を毎回戦っているのが、もしかしたら好調な結果につながっているのかなと思う」

 達人戦は参加資格を満50歳以上に限定して去年から始まった棋戦で、第1回は羽生善治九段が優勝し、初代の達人となりました。

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