都庁に導入される週休3日。今後、広がっていくのでしょうか。

小池百合子都知事
「出産や育児といったライフイベントによって、自らのキャリアを諦めることがないよう、今後も都庁の働き方を柔軟に見直します」

 小池都知事は、子育てと仕事の新たな支援策を始めるとしました。

小池百合子都知事
「具体的にはフレックスタイム制を活用した週休3日や子育てと仕事の両立のための新たな部分休暇など」

 都は週に1日、平日に休みを取得できるとしています。例えば、週5日、毎日8時間の勤務を1日10時間ずつに調整すれば金曜を休みにできるというもの。

 街の声は…。

薬剤師(30代)
「あした休みにするためにきょう残業するっていうのは、色々やりくりすればいいので、柔軟に…良いと思います」

 一方、週休3日が広がるにはハードルの高さもうかがえます。

観光業 取締役(60代)
「休みがあるということは、その反面、働いている人がいる。人員が足りなくなるかなと思う」

会社員 管理職(40代)
「子どもと接する時間も増えるし、子育て世代からするとちょうど良いかもしれないが、仕事がたくさんある職場で働き方を個人個人が工夫しないと回らない」

 こちらの女性は看護師。

看護師(20代)
「休みが増える分には仕事の効率を上げる面でも良いんじゃないかなと思う」

 一方で…。

看護師(20代)
「医療面でいったら現実的ではない」

 都は働き方モデルを自らが示すことで、各所へ広げていきたい考えで、来年4月から導入するとしています。

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