首都圏で相次ぐ強盗事件で、埼玉県警などの合同捜査本部は3日、同県所沢市の事件に関わったとして住居侵入と強盗致傷の疑いで、京都市上京区、職業不詳武藤恵子容疑者(26)を逮捕した。強盗で奪った現金を受け取ったり、実行役らに報酬を振り込んだりする資金管理役とみて調べている。捜査関係者によると、一連の事件でこうした役割の容疑者逮捕は初めて。「身に覚えがない」と容疑を否認している。  所沢の事件での逮捕者は7人目。武藤容疑者は秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」「テレグラム」を利用。指示役の命令に従い、同容疑者名義のインターネット銀行の口座を使って資金を管理していたとみられる。

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