広島県庁で記者会見する湯崎英彦知事=3日午後
広島県の湯崎英彦知事は3日の記者会見で、県内のホテルや旅館などの宿泊客に、1人1泊200円を課す宿泊税を導入すると発表した。今月の県議会に条例案を提出し、2026年4月の徴収開始を目指す。税収は年間23億5千万円と試算しており、観光客受け入れの環境整備に充て観光振興につなげたい考え。 1人1泊6千円(税抜き)未満や、小中高校の修学旅行といった学校行事での宿泊は課税を免除する。湯崎氏は「宿泊税を活用し地域の魅力と満足度を向上することで、広島県に泊まってみたいと思ってもらえるような取り組みを強化していく」と述べた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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