兵庫県議会の12月定例会が3日開会し、斎藤元彦知事が再選後初の本会議に出席した。斎藤氏は知事提案説明で、1期目について「おごりや慢心があったかもしれない」と振り返り「丁寧な対話と謙虚な姿勢を胸に刻み、県政運営に臨む」と述べた。
斎藤氏のパワハラ疑惑などを告発した文書問題については、県議会調査特別委員会(百条委員会)や第三者調査委員会に「誠実に対応する」と言及。「公益通報窓口の外部化や物品受領の厳格なルールづくりを早期に行い、ハラスメントのない組織風土づくりに取り組む」とした。
斎藤氏は県議会終了後、報道陣に対し「新たな県政がスタートした。知事側と議会側が車の両輪となり、県政を前に進めたい」と話した。
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