男性が粘着テープで縛られ、遺体で見つかった事件で、監禁容疑などで逮捕された男らの足取りが分かってきました。
1人は逮捕直前、兵庫県姫路市の家島諸島に滞在していたことが分かりました。
飲食店経営の中村僚希容疑者(26)と、森本飛翔容疑者(21)、川口陽大容疑者(21)の3人はことし10月、大阪市中央区で26歳の男性を加害目的で車に乗せ、監禁した疑いなどが持たれています。
2週間ほどたって、男性は大阪府貝塚市の海岸で、両足と顔を粘着テープで縛られた状態で死亡しているのが見つかりました。
警察によると、中村容疑者は男性と飲食店の共同経営を始めようとしていたということです。
男性を知る人は…
【男性の知人】「(金を)出してもらって、(店を)やることになったと聞いた。まさかその人(中村容疑者)とは思っていなかった。(2人は)仲良さそうで普通に話していた」
■逮捕前の足取りが明らかに
また、容疑者の1人の逮捕前の足取りも明らかになってきました。
【記者リポート】「川口容疑者は、3日前から12月1日にかけて家島諸島に滞在していて、姫路港に戻ってきたところを警察に逮捕されたということです」
港の関係者によると、川口容疑者は複数人で兵庫県姫路市の家島諸島に滞在し、釣りやバーベキューをしていたということです。
【港関係者】「(捜査員が)待ち構えた状態ですね。数十人で待ち構えているみたいな感じ」「結構な人数で。抵抗する様子はなく落ち着いた感じで、『はい、分かりました』と」
川口容疑者の関係者も、「事件後も変わりない様子だった」と話しています。
3人と男性の間に何があったのか。警察はトラブルの有無を調べています。
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