2025年大阪・関西万博の会場となる大阪市の夢洲=11月
2025年大阪・関西万博の会場整備費を巡り、日本国際博覧会協会(万博協会)は2日、大阪府・大阪市との会議で、予備費約62億円を支出すると説明した。参加国の撤退に伴う空き地の整備や地中のメタンガス対策などに充てる。最大2350億円とする整備費が上振れすることはないとの認識を示した。 新たに必要となった経費は、参加国の撤退や出展形態変更で生じた空き地に休憩所を設置するといった対応に約57億円、3月に起きたメタンガス爆発事故の再発防止策に約30億円。財源に予備費を充て、残る約25億円は発注見直しなどによるコスト削減で賄う。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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