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 財務省のSNSに批判が殺到し、大臣らが火消しに走っていますが、厚生労働省でも同じようなことが起きていることが分かりました。

■「生活が苦しいのは政府のせいだ」投稿も

首都圏で相次ぐ闇バイト この記事の写真

 今年8月以降、首都圏で相次ぐ「闇バイト強盗」事件。その一つ、横浜市の強盗殺人では、被告が税金の滞納で生活が苦しかったと供述していました。

宝田真月被告(警察によると)
「税金の滞納が数十万円あり、短期間で稼げるアルバイトを探していた」

 これを受け、厚労省は先月25日、Xにこのような投稿をしました。

厚労省のX投稿 厚労省のXから
「『闇バイト』に応募する前にご相談を!お金がない、仕事がない、借金があるなど、生活にお困りの方のための相談窓口が全国にあります」

 しかし、この投稿に対する反応は厳しいものでした。

投稿に対する厳しい反応 Xの投稿
「生活が苦しいのは政府のせいだ」
「社会保障費で国民を苦しめるのをやめて下さい」

 犯罪に手を染める前に困っていることを相談してほしいという思いで投稿したという、この文面。過去にも…。

過去の厚労省のX投稿 厚労省のXから
「もし悩みを抱えていたら、もし周りに悩みのある人がいたら、相談してみませんか。電話やメール、SNSでも相談ができます」 Xの投稿
「健康保険料のせいで不健康になった。どうすればいいの?」
「税金高すぎて子育てが地獄です。どうしたらいいですか?」

 こんな投稿もありました。

Xの投稿「社会保険料が高すぎて生活に困ってます」 Xの投稿
「社会保険料が高すぎて生活に困ってます」

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■産めば産むほど生活苦…「今の制度変えて」

■産めば産むほど生活苦…「今の制度変えて」

 番組は、厚労省のSNS投稿に書き込みをした2人の子を持つ女性に話を聞きました。

はるのひさん

 女性は仕事を始めた当時、およそ20万円の給料から税金と社会保険料で4万円ほど引かれていたといいます。

はるのひさん
「税金というより、どちらかというと社会保険料の方が高くて、少ない給料の中からもこうやってたくさん取られているんだなって思いました」

 厚労省は番組の取材に対し、こうコメントしています。

厚労省のコメント 厚労省
「若者に届いてほしくてSNSを活用して呼び掛けた。批判的な声が多いことは承知している。ただ、社会保険料についても相談窓口を活用することができるので、困っている人は利用してほしい」 「産めば産むほど生活が苦しい」 はるのひさん
「子どもを産んでも貧困にならない、産めば産むほど生活が苦しくなるっていう今の制度を変えてほしいなと思います」

(「グッド!モーニング」2024年12月2日放送分より)

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