山梨県富士河口湖町は29日、コンビニの屋根越しに富士山を撮影できるとして訪日観光客らが集まる写真スポットで、歩行者の車道横断を防ぐ柵をコンビニ側にも新設すると明らかにした。町は、横断歩道以外での往来などが再び目立つようになったためとしている。  コンビニ周辺では、訪日観光客らが殺到し、撮影目的の滞留などマナー違反が相次いだため、町が5月、反対側の歩道沿いに富士山を隠す黒い幕と柵を設置した。コンビニ側に柵はなかった。  町によると、柵は金属製で一つの長さ3メートル、高さ80センチ。コンビニ前の歩道沿いに二つを12月中に新設し、近くの横断歩道に観光客を誘導する狙い。

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