国立感染症研究所などによりますと、11月24日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1万1678人で、1医療機関当たり2.36人と、前の週から0.48人増えました。

全国的な流行期に入ってから患者数が増加するのは3週連続です。

都道府県ごとに見ますと、
▽福岡県が5.79人、
▽山形県が5.65人、
▽沖縄県が5.52人、
▽鳥取県が4.28人、
▽長野県が4.09人などとなっているほか、
▽東京都が2.39人、
▽大阪府が2.17人、
▽愛知県が2.06人でした。

37の都道府県で前の週から増加しているほか、43の都道府県で「1」を上回っています。

また、これらの数値からこの1週間の全国の患者数はおよそ9万1000人と推計されています。

厚生労働省は、手洗いやマスクの着用をはじめとした「せきエチケット」、それにワクチン接種の検討などの感染対策を呼びかけています。

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