都心もイチョウや紅葉が見ごろ 火の元注意
今年は高温の影響で全国的に紅葉が遅れていましたが、木々の色づきは着実に進んでいます。東京のイチョウ並木の名所、明治神宮外苑でも例年より大幅に遅れてようやく見ごろのピークを迎えました。また、北の丸公園の紅葉も鮮やかに色づいています。週末にかけて全国的に平年より気温が低くなりますが、関東だけは違います。寒気の影響を受けにくく気温は15℃を超え日中は過ごしやすい陽気となります。晴天もしばらく続き色づいた木々を気持ちよく眺めることができそうです。
ただ、連日の晴天で空気の乾燥も進み火災が発生しやすくなっています。火の取り扱いにはご注意ください。
日本海側は雷雨 11月1位の大雨
きょう29日(金)も日本海側を中心に大気の状態が不安定となっています。局地的に雷を伴って雨の降り方が強まり、新潟県内では11月の観測史上1位の大雨となった所もありました。
24時間雨量(11月の観測史上1位)
松浜(新潟市)68.5mm
羽茂(新潟・佐渡市)80.5mm
北陸から東北は雨によって災害の危険度が高まり大雨警報が発表されています。30日(土)の朝にかけて予想される雨の量は東北の多い所で80mm、北陸で100mmとなっています。この雨が数時間で一気に降る恐れがあり、土砂災害や河川の増水、道路の冠水などに警戒が必要です。
また、落雷や竜巻などの突風、ひょうが降る可能性もあるため、雷の音が聞こえたら安全な場所へ移動してください。
週末も警報級の暴風や大雨 積雪にも注意
30日(土)は冬型の気圧配置が強まります。北日本の日本海側は大雪や吹雪となる見込みです。また、北陸や関東甲信の標高の高い地域も雪が積もりますので峠道の運転はスリップ事故に注意が必要です。
年末は厳しい寒さへ
気象庁は28日、最新の1カ月予報を発表しました。これまでの高温傾向が一転、なんと関東から九州は気温が低くなる見込みです。冬本番を迎える中での平年より気温が低い予想のため、体に堪える寒さとなりそうです。1カ月予報を詳しく見ていくと、来週までは全国的に暖かい日が多くなる見込みです。ただ、12月7日以降は寒気の影響をうけやすくなり一気に寒さが厳しくなりそうです。まだ本格的な冬支度をしていない方は、ダウンジャケットや羽毛布団など真冬の寒さ対策を進めておきましょう。
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