総務省が発表した東京23区の11月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた総合の速報値で2020年を100として108.3となり、去年の同じ月より2.2%上昇しました。

上昇率は先月・10月の1.8%から0.4ポイント高くなり、ことし8月以来3か月ぶりに拡大しました。

これは政府による電気・ガス料金への補助額が減ったことなどが主な要因です。

また、「生鮮食品を除く食料」は去年の同じ月より4%上昇し、食料品の値上がりも続いています。

このうち、特に上昇率が大きかったものは、「米類」が62.8%で今の基準で記録が残る1971年以降で最大の上昇率となりました。

また、「チョコレート」が28.5%、「コーヒー豆」が23.3%などとなっています。

東京23区の指数は全国の先行指標として注目されていて、全国の11月の消費者物価指数は12月20日に公表されます。

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