女性は爆発火災の前、警察に相談していました。

■すすきの爆発“警察に相談していた”

現場にいた人
「そこの階段から女性ですね、仕事のコスチュームだと思うが半袖、ショートパンツで若い20代くらいの女性が走って降りてきて、服に火が付いていて『熱い、助けて』と…」

 札幌・すすきのの爆発火災から逃げ出したガールズバーの女性従業員。関係者の話から、女性と火を付けたとみられる41歳の男性は市内で同棲(どうせい)していたことが新たに分かりました。

 しかし、女性が別れを切り出し、今月上旬には引っ越したといいます。そして…。

20代 女性従業員
「別れ話でもめた。彼氏が暴れた」

 警察によりますと、今月7日、女性はすすきの交番を訪れて「別れ話でもめた」と相談。警察は親族を通じて女性を避難させる措置を取りました。

 一方、男性はこのころ、SNSで自殺をほのめかす書き込みをしていたということです。

 警察官が自宅に向かって男性に口頭で注意すると、「暴れたことは反省している」、自殺に関しては「死ぬつもりはない」と話したということです。

 なぜ事件にまで発展したのでしょうか。

 ガールズバーの普段の様子。バニーガールの格好をした女性がカウンター越しに客と会話し、飲み物などを提供しています。

隣のビルに勤める人
「(Q.何人ぐらい女の子がいる?)常に5人はいると思います。昼飲みしている方も多いですね」

 警察によりますと、当日、店には女性従業員3人、男性客が2人いて、そこへ41歳の男性が手にバケツを持って店に入り、ガソリンのような液体をまいて、すぐにライターで火を付けたということです。

現場にいた人
「(女性は)髪も焼けていたし、顔も真っ赤にやけどしていて、可哀想でした」

 また、消防によりますと、実際に現場からガソリンの成分が検出されたということです。

 警察は男性の回復を待って話を聞く方針です。

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