石川県は27日、2024年度の12月補正予算案を発表した。能登半島地震や奥能登豪雨への支援を中心に一般会計で334億4041万円を計上した。豪雨被害による仮設住宅入居者への支援などを盛り込んだ。
災害関連の対応では290億5052万円を計上した。豪雨による新たな仮設住宅への入居者に洗濯機など生活に必要な家電を提供する。地震と豪雨で二重に被災した農漁業の従事者には機械などの修繕・再取得を全額支援する。
能登半島地震で被災した和倉温泉の護岸整備には30億円を振り向ける。七尾市と分担する工事のうち、24年度に約700メートルにわたる区間に着手する。残る区間も26年度末までの復旧を目指す。馳浩知事は記者会見で「調整に時間はかかったが、和倉温泉が再出発するスタート台に立てたことをうれしく思う」と語った。
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