17年前、兵庫県加古川市で7歳の女の子が殺害された事件で警察は45歳の男を再逮捕しました。
男は既にたつの市で別の女の子を殺そうとした疑いで逮捕されています。
殺人の疑いで逮捕されたのは、勝田州彦容疑者(45)です。
勝田容疑者は2007年、兵庫県加古川市の路上で小学2年の女の子(当時7歳)の胸と腹を刃物で刺し殺害した疑いが持たれています。
■17年に渡り未解決
17年にわたって未解決となっていたこの事件。
捜査が難航した背景には客観的な証拠がほとんどなかったことがありました。
亡くなった女の子は事件直前まで近くの公園で友人と遊び、自転車で一人帰宅したばかりでした。
自宅前で姉と妹と会話をした後、家の裏に自転車を止めてから玄関に向かうまでのわずかの間に、襲われたとみられます。
■女の子が救急隊員に伝えた言葉が唯一の手がかり
薄れゆく意識の中、女の子が救急隊員に伝えた言葉が唯一の手がかりでした。
【消防隊員・会見】「女児が、救急隊員からの問いかけに、大人の男と」
それから17年、警察にはおよそ560件の情報が寄せられましたが、犯人逮捕には至りませんでした。
■別の女の子を殺害しようとした疑いで逮捕 調べの中で加古川で起きた事件への関与認める
しかし今月7日、勝田容疑者は2006年にたつの市で別の女の子(当時9歳)を殺害しようとした疑いで逮捕されました。
捜査関係者によると、調べのなかで加古川市で起きた事件への関与を認めていて、刺し傷などの説明に矛盾がないことなどから逮捕に踏み切ったということです。
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