高知地方裁判所によりますと、25日午前10時から開かれた、放火などの罪に問われている被告の裁判員裁判の初公判で、開廷からおよそ25分後に傍聴席で傍聴していた人が外に出ようとしたところ、出入り口のドアに鍵がかかっていることに気付きました。
裁判は原則公開で行われることになっていますが、傍聴席に一時、出入りできない非公開の状態となっていたということです。
裁判はこの時すでに罪状認否や検察と弁護側の冒頭陳述などが終わっていましたが、裁判長が検察と弁護側に説明したうえで、午前10時50分ごろから裁判の手続きを最初からやり直しました。
鍵がかかっていた経緯などについては分かっていないということで、裁判所は「今後、再発防止策を検討します」とコメントしています。
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