26日午後3時20分ごろ、北海道・札幌市ススキノのビルで、爆発音と伴う火災があったとの通報がありました。

けが人が複数いるもようで、現在、消防が消火活動を進めています。

火事があったのは、札幌・中央区南5条西3丁目の駅前通りに面したビルです。

26日午後3時20分ごろ、ススキノで「爆発音がした」などと消防に通報がありました。
これまでに現場ではけが人が複数いて、次々と救急車で搬送されています。

現場ではビルから白い煙が出て、建物内部が炎上しているとみられています。

現在、消防が消火活動を続けています。

市民防災研究所 理事・坂口隆夫さんに電話で話を聞きました。

――今、爆発についてどういうことが考えられますか?

市民防災研究所 理事・坂口隆夫さん:
このビルの爆発した場所が、どのような用途の店舗だったのか。
飲食店なのか、あるいは物品販売の店舗なのか、ただいずれにしてもビルで爆発が起きたということは、可燃性ガスに何らかの火種が着火して爆発した可能性が十分考えられると思います。

――はしご車で救助活動が行われている様子について?

市民防災研究所 理事・坂口隆夫さん:
はしご車の場合には、もし避難者がいれば屋上から避難をするという活動をします。
また、場合によっては高所から放水活動をするということも役割の中に入っています。

――消防車両や警察車両がかなりの台数出ていると思われますが、規模感について映像から分かるか?

市民防災研究所 理事・坂口隆夫さん:
中に逃げ遅れがいる場合、救助隊やはしご車は通常の火災よりも多く出動すると思います。
かなりの消防車の台数が出ていると思いますが、通常火災よりも台数は多いと思います。

――ススキノは繁華街だが、消火活動、救助活動は難しい場所?

市民防災研究所 理事・坂口隆夫さん:
要はビルの中の階段が何カ所あるかにもよると思うんですね。
階段が1カ所であると、避難をする人もそこから避難をする、救助をする消防隊もその階段から進入して消火活動をしたり救助活動をしなければいけませんから、階段の数によっても活動というのは異なってくると思います。
ただ今、映像を見ると、かなり階段下辺りからか、白い煙がまだ出ています。
これはまだ延焼中で、消防隊も活動には苦労していると思います。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。