福岡市の団地で11月、76歳の男性が死亡しているのが見つかった事件で、男性と同居していた47歳の長男が26日、殺人の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、福岡市早良区室住団地の無職、武石伸介容疑者(47)です。
警察によりますと伸介容疑者は11月11日夜ごろ、自宅で同居する父親の武石昭一さん(76)の首を何らかの方法で圧迫して窒息させ、殺害した疑いが持たれています。
調べに対し容疑を認め「首を絞めて殺した」という趣旨の供述をしているということです。
昭一さんは12日午後、自宅で倒れているのが見つかり、警察が殺人事件として捜査していました。
事件後、行方がわからなくなった伸介容疑者を警察が重要参考人として手配していたところ、佐賀県警が伸介容疑者の車を発見しました。
警察官が近づくと伸介容疑者は車を発進させて竹藪のようなところに突っ込む事故を起こして佐賀県内の病院に入院していましたが、26日に退院して任意の調べを受けていました。
警察は犯行に至った動機や経緯をさらに詳しく調べることにしています。
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